2012年2月24日金曜日

船の喫水は毎年少しずつ下がってくる

これは参考になる:
(あすへの話題)英国軍艦の喫水 日立製作所会長 川村隆 2012/2/20付 日本経済新聞 夕刊
会社の経営の立て直しをしゃかりきになってやっている頃、英国海軍の軍艦の話を聞いた。放っておくと英国の軍艦は、毎年1インチずつ喫水が下がり、船の航行速度が落ちてきて、やがて使い物にならなくなるそうだ。艦側に貝類が付着するとかではなく、艦の重量が毎年少しずつ増えてくるのが原因という。乗組員が勤務に慣れてくるに連れて、自分のベッドや個室などに本や趣味用などの私物を持ち込み、それが全体ではバカにならない重量になり、船が毎年1インチ沈むことになるというのだ。海軍では、従って私物の持ち込みに関して、厳重な規定を設け、かつ検査をしているらしい。
 余分なものを降ろすこと。これが今年の課題。

5 件のコメント:

新設民政党 さんのコメント...

船が重く成れば、喫水は、「下がって来る」のではなく、「上がって来る」のではないでしょうか?最初に、その表現に違和感を感じました。船の上に居ると、喫水は上がって来る感じがしませんか?

 一般的に云う、喫水線。船の積み荷と共に、重量が増えると、それが、船縁を這い上がる様に上がって来ないでしょうか?

新設民政党 さんのコメント...

試しに検索で調べたら、;

喫水(きっすい、Draft): 水面から船底の最下端までの垂直距離であり、水の密度や船の重量によって変化する。「吃水」とも書き、船脚(ふなあし)とも呼ばれる。

 従って、一般的には、「船脚が、深く成る。」と、か、「浅く成る。」と、か、表現するそうですね。、、、失礼しました。

 だから、荷を積んで、「下がる。」と、いう表現する場合は、ハルの高さとか、デッキの高さが「下がる」と、いう感覚でしょうか?

 私は、甲板上に自分が居て、「海面が近づく。」と、か、「海面が迫って来る。」と、か、そういう感覚でした。

老いて若者 さんのコメント...

搭載物が増えて、船が余計に沈むと、その分、船が安定性を増すと考えるのは間違いで、実際には、船が積載物で沈むに従い、安定性を欠き、不安定度が増す様です。つまり、先ず、折角のバラストの影響度が、全体の重量が増大する事で、バラスト重量は、そのまま一定値なので、当然、影響度が減ります。そして、積載物で重量が増えると、(浮力中心が上昇しても)、積載場所が限られ、艇内の底だけに集中しては置けないから、同時に重心位置も上昇して仕舞い、どちらかと云うと、重心位置の方が早く上昇しますから、その分、負担度が増える(安定性を欠く様に成る)ということです。
 だから、積み荷が少なく、軽い艇体ほど、安定性が良い、、安全だという事に成ります。

老いて若者 さんのコメント...

「負担度」は、x です。正しくは、「不安定度」でした。
 また、ヨットの重量が増えると、同時に慣性二次モーメントが増大するので、復元力も当然遅れて作用し、艇長には、扱い難く成りますから、出来るだけ、造船時の状態に近い方が、ヨットは、本来の最大性能を示す様です。
 実験例として、一度でも、沈(沈没)させて見ると、海水(仮の積載物)に満ちたヨットの扱い辛さは、良く分かります。

橋本尚幸 さんのコメント...

そうですね。最近のヨットは最初に居住空間であるキャビンを設計して、その後にハルとの隙間にもの入れを造るので、ものを収納するとおさまりがどうしても悪くなりますね。